インドネシアでは珍しい
最新設備を備えた
大型農園視察の旅
過去のブログを再編集しての、産地訪問記。
今回は、インドネシアの旅、後編。
ワハナ農園・収穫後までの様子をお伝えします
インドネシアでは、小規模な農家さんがご自分の畑で栽培するのが主流ですが、今回の訪問先、ワハナ農園は違います。
2016年2月、スマトラ島のシディカランにある、ワハナ農園へ行ってきました。
これまでにない
マンデリンのため
乾燥場を巨大な
屋根で覆う
ワハナ農園は規模が大きく、最新の設備を導入していますので、収穫後の処理は機械化されていて近代的。ちなみに、小さな農家さんは、手動で実を剥ぎます。
ワハナ農園での収穫後の処理
小さな農家さんの手動による処理
大きな大きな屋根付きの乾燥場。
スコールの影響を受けずに、どんな状態でも乾燥させることができます。
通常のマンデリン(北スマトラ島で栽培されたアラビカ種、一部地域を除く)は、収穫期に、すぐに雨が降るので、晴れている間に素早く豆を乾さないといけません。
ということで、より乾きやすいように早い段階で皮を剥いて生豆の状態で乾かしています(ウォッシュドプロセス)。これがマンデリン特有の風味を生み出しており、当店定番商品のブルーリントンもこの乾かし方です。
ウォッシュドプロセスの様子
もちろんこれはこれで美味しいのですが、屋根があることで、ナチュラルプロセスなどといった、違う状態でも乾かすことが可能となりました。
*珈琲は乾かす状態が変わると風味に大きく影響を与えます。
ナチュラルプロセスも可能に
たくさんの女性が
一心に、丁寧に
異物や欠点豆を
手作業で取り除く
収穫後、さまざまなプロセスである程度乾燥させてからは、ドライヤーという専用の機械で乾燥させます。ワハナ農園は、巨大なドライヤーがドドーンと並ぶ、圧巻の規模。
巨大なドライヤー
これがいくつも並んでいる
マンデリンと言えばたくさんの女性が作業するこの光景。手作業で異物や欠点豆を取り除きます。良い珈琲を作るのは、すごくすごく大変な作業です。
女性たちによる作業風景
目視と手作業で丁寧に取り除く
もちろん珈琲豆の買い付けもしてきました。素晴らしい珈琲が数点ありましたが、今回は1つのロットを同行の珈琲屋さんらとともに選びました。
ラスーナと言う品種のナチュラルプロセス、複雑な甘みに仕上げた特級ロット。今までのマンデリンとは全く違う風味を体験していただけるかと思います。
買い付ける豆を選ぶ様子
選んだ豆は複雑な甘みが魅力
以上。
今回もたくさんの方にお世話になりました。お声掛けくださいました松本社長をはじめ、ミスターインドネシア石光商事の三木さま。ワハナ農園のみなさま。ご一緒させていただきました、珈琲屋のみなさま。心より感謝申し上げます。
また、たくさんのお休みをいただき、お客様には大変ご迷惑をお掛けし申し訳ごさいませんでした。この経験を生かし、より良い商品をご提供できるよう、精進致します。
この旅は、ちょうど10年前のこと。2度目の産地訪問のため、また、ブラジルに比べ移動時間も短く、気持ちに余裕がありました。
しかし滞在の数日後…水にあたり、酷い腹痛でその余裕もなくなりました。
一緒に行った珈琲屋さんの半数くらいの人が同じ症状で苦しみ、悪夢のようでした(笑)
同行したたくさんの珈琲屋さんとお話ができました。商品作りについて色々とアドバイスをいただいたことも、印象に残る旅でした。


