浅煎りの珈琲豆をおいしく淹れる ペーパードリップのヒント
珈琲豆には、硬さの程度による違いがあります。
品種や精製方法、産地の標高なども関わりますが、焙煎度合いによって、珈琲豆の硬さが変わります。
浅煎りの珈琲豆は硬く、焙煎を進める(深く煎る)につれ徐々に膨らみながら柔らかくなります。
ここでは、浅煎りの珈琲豆に合ったおすすめの淹れ方をご紹介します。
硬い珈琲豆は
成分が取り出しづらい
浅煎りの珈琲豆は
未抽出にならないよう気をつけて
特徴
見た目は明るめのこげ茶。手挽きのミルでは、ゴリゴリと手応えがあり、硬さが伝わってくる。
準備と抽出のポイント
中挽きより少し細かめ。お湯の温度は少し高め(92℃程度)。抽出はやや短時間で落としきる。
うまく抽出できたときは
華やかな香り、果実を思わせる酸味と共にほのかな甘みも感じる爽やかな味わいに。
うまくいかないときは
まずは豆の挽き方で調整。青っぽさが目立つならより細かく。目詰まりしたら別の方法を。
このあとの説明は、基本の淹れ方を浅煎り向けにアレンジしたものです。
手順を詳しくご覧になりたい方は、以下もご覧ください。
浅煎りの珈琲豆を淹れるときは
熱めのお湯、やや短い時間で
淹れましょう
一湯目
サーバーにドリッパー、ペーパーフィルター、挽いた珈琲豆をセットし、スケールの上に乗せ「0g」にします。これで注湯の量を正確に量れます。 タイマーのスタートボタンを押し、まずは一湯目、湿らせる程度のお湯(30cc)を注ぎ、30秒弱待ちます。
二湯目
30秒弱で、すぐ二湯目を注ぎ始めます。真ん中を中心に「の」の字を書くようにして50cc注ぎます。 二湯目も30秒弱待ちます。
三湯目、四湯目
二湯目と同じことを2回繰り返します。ここまでで2分~2分30秒。 2分30秒以内に珈琲を落しきるのがおすすめです。
できあがり
お湯が落ち終わったら、ドリッパーをはずして完成です。粉がお湯を吸収するので150ccくらいの珈琲ができます。温めておいたカップでいただきましょう。
うまく抽出できたときは
華やかな香り、果実を思わせる酸味と共にほのかな甘みも感じる爽やかな味わいに仕上がります。
うまくいかないときは
浅煎りの珈琲豆は、挽き方が粗すぎると酸味を突出して感じたり、青っぽさを感じたり、水っぽく感じたりすることがあります。逆に細かすぎると、ペーパーの目が詰まって過抽出を招くことも。
抽出がうまくいかなかったときは、まずは珈琲豆の挽き方から調整してみて、ペーパーの目詰まりが生じた場合は、別の方法(注ぎ方や攪拌など)で調整してみましょう。
浅煎り珈琲はデリケートな面があり、抽出がうまくできていても美味しくないと感じる場合があります。その場合は、珈琲豆(品質や鮮度)に問題があるかもしれないことや、そもそも浅煎り珈琲がご自身のお好みに合わないことなどが考えられます。
濃くしたり、薄くしたり
気分や好みで楽しみましょう
ここでご紹介した淹れ方だけが正解というわけではなく、ほんの一例です。
同じ豆でも、使う豆の量、豆の挽き方、お湯の温度、抽出時間の組み合わせで、できあがる珈琲の風味が変わります。
下記を参考に色々な調整をお試しいただきながら、ぜひお気に入りの味を見つけてみてください。
濃くするには
- 珈琲豆を多めにする
- 細かめに豆を挽く
- お湯の温度を高くする
- 抽出時間を長くする
薄くするには
- 珈琲豆を少なめにする
- 粗めに豆を挽く
- お湯の温度を低くする
- 抽出時間を短くする
ご自宅でおいしい珈琲を、
存分にお楽しみいただけますように。
珈琲にまつわるあれこれについて、
何かご質問がありましたら、
ご来店の際、
どうぞお気軽にお声かけくださいね。


